STONEHIGH
ミャンマーのコランダム (サファイア、ルビーの鉱物名)と翡翠、スピネル、ムーンストーン
(宝石としては赤いものをルビーそ れ以外をサファイアと呼んでいます)

 

  美しい地球の天然石 多種多様なミャンマーのコランダム  
       当店の石は、特に断り書きがない限り、すべて非加熱の無処理石です。
       コランダムはモゴック産の非加熱無処理石です。           

 サファイア、ルビーといえば、小さくて高価な宝石というイメージがあります。確かに高価な石なのですが、宝石店にある石は殆ど同じようにカットされた同じ色、同じタイプの石です。しかし産地には色、タイプ、大きさとも日本ではあまり見つけることの出来ない個性的で魅力的な石がいろいろあります。日本ではこの原石をカット、研磨しただけの自然石はあまり、見つけらません。私はコランダム特有の水っぽいポヨ〜ンとした透明感が好きです。もし、コランダムを手にする機会がありましたら、ぜひ太陽光下で見ることをお勧めします。他の石もそうだと思いますが、特にコランダムは太陽光で見ると6条放射による光の反射ときらきらする内包物(ルチル)など、地球の歴史を凝縮したような美しさ、面白さ、神秘性、、また宇宙の産物であることが感じていただけるのではないかと思います。スリランカやタイから入ってくる石の90%以上が熱処理によって無色や白色、灰色のものを青色や赤色に変化させ、天然ブルーサファイア、ルビーとして売られています。熱処理された時点でインクルージョンや色むら、ヒビ、内包物などは修正されてしまうので、一見、美しく非のない石に見えるのですが、製品管理された工業製品に近い感じがして、自然石の良さが消されてしまったようなむなしさもあります。石の熱処理は地球が自然の流れで行ったことを同じ条件下で人間の都合のいいように再現しているのですから、それはそれで美しいものです。ただ、地球誕生の大きな流れの中で創られたものとは異なったものです。人の考えや感性は様々なので、どちらが良いのかといった事ではないと思いますが、太陽光で見たときの深い感慨は自然石ならではのものであると確信しています。天然のスターサファイアにおいては、スター効果がはっきり出ているものほど、透明度や色調の一般的クオリティが低くなる傾向があり、透明度・色調に優れ、スターがはいるスターサファイア、ルビーは非常に希で、色が濃く、透明度や色調に優れ、かつスター効果がくっきりと現れるものほど稀少価値が高くなります。

現在は様々な人工的な処理が行われており、スターを出やすくする熱処理、また、色をより青く(赤く)する処理などが行われているものも多々あり、宝石店に並んだ段階では、比較的きれいな処理石が多く見られますが、天然独特の風味や美しさ消えているという事もあるのです。

ミャンマー には最も有名なコランダム以外に ヒスイ(殆んどが中国に輸出され加工されて、日本にも中国経由で輸入されています。)、、ムーンストーン、スピネル(ヨーロッパで人気のある石で日本での人気はこれから?)等は高品質の石が採れます。 STONEHIGHでは、これからはミャンマーだけでなくいろいろな場所の色々な石を、ご紹介していきたいと思っています。

写真は全て、今までにSTONEHIGHで販売された石です。

ミャンマー ロイヤルブルーサファイア 
日本をはじめ世界中に知られたミャンマー独特のカラーを持った美しいサファイア。
通常宝石屋さんにあるようなオーバルやブリリアントカットされたものも綺麗ですが、 写真のようにカボッションかとの物も天然石らしいよさがあふれています。高山から採掘され研磨されただけの石の美しさは素晴らしい!

ブルースターサファイア
カボッションカットされ、6条(変形もあり)のスターの入るブ高品質のルーサファイアです。 若干パープル味のある矢車草カラーが有名です。ミャンマーのサファイアはスリランカに比べると採掘量が少ないですが、色の深みや濃さでは、ミャンマーモゴック産が良いと思います。

スターサファイア
赤色以外のコランダムでスターの入る石(パープル、無色、グレー、ホワイト、ピンク、ブラック他) 写真は薄い紫がかったスターサファイアです。

ルビー
赤色のコランダム。ミャンマー産ルビーの最高峰は真っ赤な色はピジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれ最高の美しさを誇る。ミャンマー産ルビーは他の産地の石が太陽光下では暗くくすんでしまうのに美しい赤色を示す。 本当に赤くて綺麗なルビーはミャンマー産だけでしょう。市場で売られているものは殆どが加熱石で、タイやスリランカで加熱によって色が現われたもの、写真は透明度の高い非加熱のモゴックルビーです。

スタールビー
スタールビーも色が濃く透明度の高い石は殆どミャンマーで採れています。太陽、電球などの光があたると6条(不規則な物もある)のスターが現れる。

スピネル
ルビーに近い赤色からピンク、 ブルー、グリーン、オレンジ、無色、いろいろな中間色と非常にカラーが豊富な石です。照りの良さは有名で、コランダムと違ったパステル形のキラキラした輝きで、独特のよさを持っています。コランダムと同じ鉱脈で見つかることが多い為、コランダムの採れるところでは、スピネルも採れるところが多いようです。

ミャンマー産本翡翠
モゴックとは別の場所で採れます。 パカン産が有名ですが、他の場所でも採れます。現在、宝石質の本翡翠が採れるのは、ミャンマーだけです。翡翠は他の宝石のように完全に透けるものはなく、殆どが半透明の状態です。良く似た石で、ネフライトという石があります。こちらも翡翠として売られていますが、所謂宝石の本翡翠(ジェダイト)とは別の石です。台湾や中国のお土産や産で売られているのは殆どこの石です。宝石としての価値はありませんが、そのことを知ってお求めになるには良いでしょう。
翡翠として売られているものには、ネフライトや、樹脂を含浸させたものや 人工的に作られた偽物などが多くあるので、信頼で来るところで買うのがいいでしょう。
当店の翡翠はミャンマーで全て受けています。また、ご希望で日本の鑑別機関での鑑別書を作成することも可能です。

ムーンストーン(長石類、ムーンストーン、ラブラドライト)
あまり知られていませんが、ミャンマーのムーンストーンは非常に美しい物があります。ムーンストーンは世界中いろいろなところで採れますが、ミャンマーで取れる石の中には本当にこの世のものとは思えないほど美しいムーンストーンがあります。

モゴック産ロイヤルブルームーンストーンも非常に美しい石ですが、
驚いたのはミャンマーでゴールデンムーンストーン(正式名ラブラドライト)と呼ばれる石です、。はじめてこの石を発見した時の喜びと感動は、強烈なものでした。石の頂点が火のように光り輝き、それに、ブルーやグリーンのシラー効果が重なり、幻想的な美しさを放ちます。幻想的でかつパワフルな石です。通常、レインボームーンストーン等と呼ばれているものの仲間ですが、他の産地のものとは明らかに違うシラーの美しさを持っています。

写真はブルーグリーン系とゴールド系の石です。ムーンストーン好きの方のみならず、美しい石がお好きな方には、是非一度ご覧いただきたい石です。

天然コランダムについての詳しい説明はこちらを御覧下さい。

こちらのサイトは、専門的で詳しく、石や処理についても、かなり詳しく書かれております。
ご参考になるかと思います。


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